車を引き取る前に、自動車税について業者へ聞く3つのこと
基礎知識

車を引き取る前に、自動車税について業者へ聞く3つのこと

執筆: 金融車編集部 運営事務局

ローンが残っている車や、名義が自分ではない車を引き取るとき、自動車税について確かめておきたいことがあります。車を受け取ったあとでも聞くことはできますが、話が進む前のほうが答えをもらいやすくなります。この記事では、業者へ聞くことを3つに絞って整理しました。今年度の分が支払われているか、それより前の年の分が残っていないか、残っている分を誰が負担するかの3点です。あわせて、聞いた答えを書面に残す進め方と、そのまま使える聞き方の言い回し、答えがはっきりしないときにどう踏み込むかもまとめています。金額そのものは、あとから県税事務所で確かめられます。取り決めのほうは、あとからでは確かめようがありません。最後に決めるのはご自身です。判断するための材料として読んでください。

引き取ってからでは、聞きにくくなる

ローンが残っている車や、名義が自分ではない車を引き取るとき、確かめておきたいことのひとつが自動車税です。車を受け取ったあとでも聞くことはできますが、話が進む前のほうが、答えをもらいやすくなります。

この記事は、業者へ何を聞けばよいかを整理したものです。聞く内容は3つだけです。税金そのものの説明ではなく、引き取る前の確認の話として読んでください。

聞く理由は、あとで自分が困らないようにするためです。名義が自分ではない車では、自分で調べて分かる範囲が限られます。相手が持っている情報を、話が進む前に出してもらう。それが、この3つの質問の役目です。

自動車税について聞く3つのこと

聞くことは3つです。どれも「はい」か「いいえ」では終わらない質問なので、答えをメモしながら聞いてください。

1 今年の分は支払われているか

いま走っている年度の分が支払われているかどうかを聞きます。支払われていれば、いつ、誰が支払ったのかまで確かめます。支払われていない場合は、いつ誰が支払う予定なのかを聞きます。

2 前の年より古い分が残っていないか

今年の分だけでなく、それより前の年の分が残っていることがあります。残っている年数と金額は、業者に聞かないと分かりません。「何年分が残っていますか」という聞き方にすると、答えがはっきりします。

3 残っている分を誰が負担するか

残っている分があった場合、それを誰が支払うことになるのかを聞きます。ここが決まらないまま車を受け取ると、あとで話が食い違うことがあります。

聞くときは、金額そのものよりも、どちらが支払うのかをはっきりさせてください。金額は、あとから県税事務所で確かめられます。取り決めのほうは、あとからでは確かめようがありません。

聞いた答えを書面に残す

口で聞いただけの内容は、時間がたつと双方の記憶が食い違います。答えをもらったら、契約の書類に書かれているかどうかを見てください。書かれていなければ、書き足してもらえないかを頼みます。

書面に残す形は業者によって違います。契約書の中の条項でも、別紙の覚書でも構いません。大事なのは、あとから読み返せる形になっていることです。

書面にしてもらうのが難しいと言われた場合は、聞いた内容を自分でメモして、日付と担当者の名前を書き添えてください。書面ほどの重みはありませんが、何も残さないよりは手がかりになります。

そのまま使える聞き方

聞き方に迷ったら、次の言い方をそのまま使ってください。

確かめることそのまま使える聞き方
今年の分今年度の自動車税は、どなたがいつ支払う形になりますか
古い分過去に支払われていない年は、何年分残っていますか
負担の取り決め残っている分は、どちらが支払うと書類に書かれていますか
納付書のこと納付書はどこへ届き、私はどう支払えばよいですか

4つめの納付書の扱いは、引き取ったあとに困りやすいところです。あわせて聞いておくと、後の手間が減ります。言いにくければ、この記事を見せながら聞いても構いません。聞くこと自体は、失礼なことではありません。

答えがはっきりしないとき

「大丈夫です」「こちらで対応します」とだけ返ってくることがあります。その場合は、もう一歩だけ踏み込んで聞いてください。何を、いつまでに、どちらがするのかという3点です。

答えがはっきりしないまま進めると、確かめられないことが増えていきます。急いで決めずに、いったん持ち帰って考える時間をとっても構いません。

その場で答えが出ないこと自体は、おかしなことではありません。調べないと分からない場合もあります。その場合は「いつまでに分かりますか」と聞いて、返事を待つ日を決めておいてください。

業者を見比べるときの材料にする

この3つの質問への答え方は、業者を見比べるときの材料になります。読者にとって不利になることも含めて説明してくれるかどうかは、ここで分かります。

答えの中身だけでなく、答え方も材料になります。聞いたことに正面から答えてくれるか、書面に残すことを嫌がらないか。この2点は、税金以外の場面でも同じように出てきます。

税金以外の見比べ方は、買取業者の見極め方にまとめてあります。あわせて読むと、聞くことの全体像がつかめます。最後に決めるのはご自身です。

確認先のまとめ

業者に聞くこと以外に、自分でも確かめられることがあります。聞いた答えと突き合わせるために、次の3か所を使ってください。

知りたいこと聞く相手
支払われていない年があるかどうか車を登録している都道府県の県税事務所
残っている分の負担の取り決め契約する業者の担当者と、契約の書類
残っている支払いの額契約しているローン会社

誰が払う立場になるのかという仕組みは、ローン残債車の自動車税は誰が払うのかで扱っています。窓口の名前と担当の分かれ方は、地域によって違うことがあります。お住まいの地域の窓口で確かめてください。

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